要介護者の問題で最も大きなものは身体機能の低下だ。
特に男性高齢者は引きこもりになる傾向が高く、ずっと家から出ずに運動不足になりやすい。
このような問題があるから気分転換やリハビリ目的でデイサービスが奨励されているわけだ。
在宅で介護サービスを受けている人はデイサービスを利用して楽しく生活を送っている人が多い。
地域によってはさまざまなレクリエーションも考えられている。
たとえば、その一つとして花見や遠足などがある。
ただレクリエーションを通して社会交流をするだけでなく実際に体を動かして和気藹々と過ごすことができる。
近年は、ゲーム機器を導入したレクリエーションを企画している事業所もある。
いわゆるゲームセンターにあるようなパチンコ機器などの遊戯機器を施設に入れて、そこで要介護者同士で楽しむというレクリエーションも存在する。
しかも、これらの遊技機は通常のものよりも操作機器の部分に重りを入れて力を入れないと遊べないように工夫もされていることがしばしばだ。
こうして頻繁にデイサービスを利用することになるので、運動不足の解消や引きこもりの問題の解決につながっていく。
ただし、レクリエーションをするときには厚生労働省から認可される必要がある。
特に、外出レクリエーションの場合は勝手にはできないので、企画をするときには厚生労働省からの認可をもらう必要がある。
それから参加者にもきちんとその内容を理解してもらってから実施することだ。