デイサービスの仕事内容は実に様々なものがある。
まず朝は送迎から始まる。利用者を迎えに行き、施設まで送るのである。送迎ルートを考え、利用者が多い場合には何度か往復する場合もある。
この時に家族の方に、利用者の体調などの様子を伺っておくことも重要である。

施設に到着後は、送迎中に体調の変化が起こることもあるので、必ず利用者のバイタルチェックを行う。
また利用者がそれぞれどのような薬を飲んでいるのかなど把握しておくことも必要だ。
その後は施設内で利用者の方のお世話をする。お茶を出したり、お風呂に入りたい人はお風呂に入れたりと、利用者に合わせた仕事内容となる。
特に入浴時は危険が伴うので注意が必要である。それぞれ体の状況など異なるので、誰が何を望んでいるのか、会話などで気付いてあげることが大切だ。
午前中が過ぎると昼食の準備に入る。利用者によって食べられるものが異なるので、それらを確認しながら配膳する。
食事が済むと午後はレクリエーション等を行う。ここは利用者に楽しんでもらうよう心がけたい。寝たいと言ってくる利用者もいるので、その場合は休ませてあげる。
レクリエーション等終わると、その後は朝と同じく家まで送迎を行う。薬など大事なものを忘れていっていないか、確認することも業務の一つである。
利用者の方を無事送り届けたら、片付けやスタッフ同士でのミーティングを行う。
利用者に対し、共通の認識を持つことや、情報を共有することで、クレーム防止やサービスの改善に繋げていくのである。